毎日のように 豊洲新市場の問題がニュースになっていますね

ニュース映像では 薄暗い地下空間の湿った雰囲気ばかりが伝えられていますが、

新市場のまわりは 施設自体の建物はもちろん真新しくピカピカなのです。

又、 その一体の道路や橋なども美しく整備されつつあり、数年前まで更地だったのが嘘のように

新しい風景がそこに日々育ってきています。

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なかでも 都内の住宅地と違うのは 電信柱がなく、歩道も広く

東京の都会の景色が 空と一体化して 映えているといったところでしょうか。

このあたりのベイエリアは 新しい街として 車道に青く塗られた自転車専用道路の設置がちらほらと見られます。

この新市場付近、豊洲から有明間の「補助都道315号線」と名付けられた道路には「富士見橋」が通り

レインボーブリッジなどの展望を楽しむ為のような 幅の広い歩道に

さらに その歩道の道路側に自転車用のレーンが設けられ、

親子連れでサイクリングを楽しむ姿を 車窓から安心して見ることができます。

自転車用の道路

自転車専用道路といえば 自転車大国の中国では あたりまえの光景となっていますが、

日本ではまだまだ普及しているとは言えず、車道を走る自転車を危なっかしく感じることが多々あります。

日本でもその歴史はそこそこ古く、1971年に道路交通法改正によって 法令化されたものの

その整備率はとにかく低いのが現状です。

ただ 近年、自転車と歩行者による事故が多発したことから

自転車の違反での講習制度が義務化されるという法改正も行われました。

そもそも 自転車は 1960年の道路交通法が出来た頃から「軽闇 カジノ」に分類されているので

車道を走らなければならない乗り物なのです。

しかし、自動車を運転していると

小さな子どもや もしくは子どもを乗せたママチャリ、 大荷物をカゴに入れたシニア世代の方が

大きなトラックも走り抜ける道路の左側を ユラユラ揺れながら自転車を漕いでいる姿を見ると怖くてしかたがありません。

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やはり 自転車用の道路というものの普及を願わずにはいられません。

普段は自転車には乗らない、という車のドライバーであっても

安全運転と事故回避に繋がりますので 自転車について少し理解を深めましょう。

自転車の事故

自動車と違い、自転車を乗ることに 免許が必要なわけでもなく 年齢制限もありません。

平成20年に当時小学校5年生の11歳の男の子が帰宅途中、ライトを点灯した自転車で坂を下っていたところ

67歳の女性と正面衝突してしまい、女性は頭を強打し、一命は取り留めたものの 意識不明のまま寝たきりの状態に。。。

少年の母親は、「監督義務を果たしていない」などとして約9500万円の賠償を命じられました。

この金額は

・介護費1日当り8千円×女性の平均余命年数=約3950万円

・逸失利益 専業主婦の家事月額23万円×平均余命の半分の期間=約2200万円

・怪我の後遺症に対する慰謝料=約2800万円

といった内容になります。

この事故は 特別なケースではありません。

自転車と歩行者との接触、衝突事故による高額な賠償命令は

以前から多く起きており、実のところ 珍しくないといいます。

免許も年齢制限などもない 気軽な移動手段として 誰もが利用している自転車でも

過失があれば、賠償があります。

しかし、自動車のように自賠責保険の加入が義務付けられているわけでもなく、

自転車があまりに手軽で身近な乗り物のため、利用者の多くは保険に未加入で

自己破産するケースも少なくないということです。

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自転車を利用する人たちも ルールやマナーの理解はもちろん

自転車でも重大事故は起きてしまう可能性がある、ということをまず自覚する必要があります。

引用参考:自転車事故