子ども達の夏休みも大詰めとなり 宿題提出へのカウントダウンが始まったかと思います。
近頃は 強い勢力の台風が立て続けに発生し 日本各所に被害を及ぼしていますので
2学期のスタートは 台風一過の晴れやかな日になるといいのですね。
カジノ 英語に入ったとしても まだまだ残暑が予想されますので
熱中症などを防ぐための体調管理にも気を付けながら 暑い日の運転で 注意すべきことを 見直してみましょう。
暑い日の車内
JAFによる実験によると
外気温35℃の快晴の炎天下で 室温25℃の車を 正午に駐車した場合
サンシェードを装備したとしても ものの15分くらいで 車内温度は40℃を超え
日差しをカットするような対策をしていない車だと たとえ窓を(3㎝)開けていたとしても
ダッシュボードでは 下記のように 70℃を超えるというデータが発表されています。
黒い車・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79℃
白い車・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74℃
サンシェード装着の車・・・・・・・・・・52℃
窓(3㎝)開けた車・・・・・・・・・・・75℃
エアコン作動した車・・・・・・・・・・・・61℃
ダッシュボード付近の危険
車のダッシュボードや運転席付近には 取りやすいように いろいろ物を置いてしまったり、
駐車する際でも それらをつい置きっぱなしに してしまいがちですよね。
置き忘れやすいもの、置きがちなものが 高温により どのようになってしまうかを見てみましょう。
1.携帯電話(スマートフォン)
カーナビ代わりにスマートフォンを利用される方も多く、ダッシュボード付近に装備してしまいがちですが、
「高温注意」といった警告画面が表示されたり、一部の機能が暴走したり、使用できなくなる等の不具合が起きてしまいます。
また、スマートフォンに使われているリチウムイオンバッテリーは高温に耐えることが出来ず、
発火や爆発の危険すらあります。車ごと火災になってしまうことも現実的に起こっています。
2.飲料
運転中の熱中症を防ぐためには こまめな水分補給は欠かせません。
しかし、飲料の車内放置は 美味しくなくなる、というだけでなく 大変危険なのです。
特に 炭酸飲料は 膨張しやすく 破裂の危険が高くなりますし
透明系のペットボトルは レンズのような作用をしてしまい、火災に繋がる場合もあります。
未開封の炭酸飲料缶やビール瓶なども、高温により 変形や破裂の危険もありますので、
ダッシュボード付近でなく、トランクであっても 長時間の放置などは絶対にやめましょう。
3.ライター
ガスライターの場合、ガスが気化誇張して フロントガラスを破損するぐらいの破裂や爆発する危険があります。
2~3時間でケースに亀裂が生じ、ガスが抜けるといったデータもあり、
ダッシュボード付近だけでなく、車内に置き忘れや 気が付かないうちに落としていたままになっているライターが
ないかをチェックしておきましょう。
4.スプレー缶
消臭スプレーやフロントガラスの油膜取りのスプレーなど、車用のものであれば車に常備しておくものと思いがちですが、
スプレー缶の圧力ガスはLPGが使われており、破裂や爆発の恐れがありますので、
暑い時期だけにかかわらず 車内常備は避けましょう。
5.電池
電池をそのままダッシュボード付近に置き、直射日光にあてるといったことは めったにないかとは思いますが、
緊急時の為に 電池を入れた懐中電灯や、電池式の携帯用充電器などを置いておく場合があります。
電池は 熱により液漏れを起こし、破裂や発火の恐れがありますので 十分な注意が必要です。
6.化粧品
香水の瓶、マニキュアなどの瓶系は破裂の危険性がありますし、 他の容器の化粧品も容器が変形したり破損したりする可能性があります。
また、 せっかくの口紅等も 溶けてしまうこともありますし、 成分に変化がみられるかもしれませんので 気を付けましょう。
ヘアスプレー、静電気防止スプレー、消臭スプレーも 上記の4.と同様に注意しましょう。
7.食料品
ロングドライブのお供に お菓子やお弁当などを持参することもあると思いますが、
痛んだり、溶けたり等、食中毒なども考慮して
保管にはクーラーボックス等を利用しておくといいかもしれません。
災害用備蓄食料を車で保管する方も少なくありませんが、高温多湿にならないような、もっと適した保管場所を探しましょう。
8.レンズ
運転の必需品であるメガネやサングラスのレンズは ほとんどがプラスティック素材でできていますが、
高温では 「クラック」というひび割れのようなキズをつくり出してしまったり、
割れてしまう事も有ります。
メガネ系のレンズだけでなく、ウインドゥガラスに取り付けたアクセサリーやお守り等をぶら下げる為の吸盤が、
レンズの役目をして自然発火することがありますので なるべくはずすことをお勧めします。
以上の他にも 大切なモノが 高温による変化をおこさないよう
夏の終わりに 車内のお掃除をしてもいいかもしれませんね。
引用参考:車内温度